私たちの使命は
「お客様が他社に断られた製品を技術開発で生産可能とし、安価に供給する」こと。

山崎工業の強みは、金型の技術開発力にあります。

プレス加工はその加工スピードの速さから、生産数量が多い場合は比較的コストを安くできる事が多いのですが、その反面、平らな金属材料を常温で塑性変形させる工法なため、形状にたくさんの制約あります。
これは『プレス加工で造れれば安いのに、造れない形状が多くある』ということを意味します。

そこで弊社は「お客様が他社に断られた製品を技術開発で生産可能とし、安価に供給する」事を使命だと考え、お金にならないかもしれない研究開発にも積極的に取り組んできた、少し変わったプレス屋です。

私達は、単に部品を販売しているのではなく、お客様の金属部品に関する困りごとを解決するソリューションメーカーでありたいと考えています。

独自開発した工法がたくさんあります。

研究開発を日常的な業務として捉えて常に新しいテーマに取り組んできたため、過去数十年に渡る細かなプレス加工の研究開発成果がたくさんあります。現在では、過去の研究成果を参考にしつつ、同時にCAE解析で再検証しながら新規金型の設計開発を行っています。

極めて高い面粗度を要する絞り部品

極めて高い面粗度を要する絞り部品を、板鍛造と最新のコーティング技術、磨きの技術によってプレス化することに成功しました。
部品の減肉加工した箇所の面粗度Rz3.2、Ra0.8以下を保証可能です。

冷間鍛造技術により一体加工で生産

従来、プレス部品に軸カシメをして生産していた部品を冷間鍛造技術により一体加工で生産できます。

リードタイムの短縮、コストダウンができるだけでなく、軸カシメと比較しても強度、垂直度共に優れています。

加工方法としては、絞り加工を用いた方法や半抜きに近い工法を用いた加工に加え、ボスの裏面を平坦に仕上げる方法、異形状、段付き、先端に凹があるものなど用途に合わせて選択できます。

板厚0.1mmのSUS材を用いて0.1mmピッチのメッシュ加工(ラス加工)を実現

順送プレス加工で0.1mm以下の材料で精密なエキスパンドメタルを加工できます。間欠運転やタンデムライン化などの工夫次第で、製品の一部をメッシュ化するなど様々な応用が可能です。

以上は弊社の技術開発、過去のご提案の一例です。
HP上に記載できない開発例も多くございます。
難しい加工でも、前のめりで、粘り強く取り組むのが山崎工業です。
諦めるその前に、ぜひ山崎工業にご相談ください!

構想設計の段階でお声がけください

プレス部品には形状の制約条件が多いので、お客様の詳細設計や試作・評価の段階まできてから構成部品の一部がプレスで造れないことが分かり、結果として切削加工などの高価な工法を採用してしまうのを散見します。

構成部品にプレス部品を使うことを前提に開発をスタートし、早い段階で弊社のような開発型のプレス企業を巻き込む事で、ユニット全体のコストダウンが図れる可能性が高くなります。

メモ帳に書いた手書きの図面でも良いので、遠慮なくお問い合わせください。喜んでご協力いたします。

研究開発を行い、開発したテーマを定着させる様々な取り組み

常に新しい挑戦をし、継続的に標準化するために、
ナレッジマネジメントを意識した組織体制を構築しています。

共同化
Socialization

全行程が集約された工場で、立場を横断した自由で闊達なコミュニケーションを推奨し、場を提供しています。仕事の中で漠然と感じた課題や技術を共有する土台として重要視しています。

表出化
Externalization

過去55年の知と個々が持つ漠然とした知を活用できる形にすべく、以下の取り組みをしています。
・定期的に標準化会議を実施し、暗黙知の表出化を継続的に促しています。
・過去トラ台帳をカテゴリー別に維持、検索して自由に活用できるようにしています。
・過去の開発案件を新しい金型に応用できる様、データベースを作成、運用しています。

連結化
Combination

定期的に標準化会議を実施し、暗黙知の表出化を継続的に促すと共に、
他の事例に応用、水平展開ができないかを検討しています。
また、是正処置、予防処置、改善提案など水平展開で成果を生む仕組みを積極的に活用しています。

内面化
Internalization

技術開発選任者がテーマを決めて常に研究開発に取り組んでおり、社内の仕事量に左右されない継続した開発環境を維持することで、新しい技術の芽を生み、育てていく土壌を作っています。

山崎工業が選ばれる4つの理由

小さなプレス部品に特化

小さなプレス部品
に特化

CAE解析を徹底活用

CAE解析を徹底活用

プレス加工技術の研究開発

プレス加工技術の研究開発

一貫生産体制

一貫生産体制