金型製作を最適化する「5つの要素」

プレス加工において、最も重要な要素は金型です。
「必要なスペックを満たした金型を如何に安価に造るか」という問いに対して弊社が辿り着いた答えは、「5つの要素」の強化でした。

1.CAE解析

CAE解析を用いてトライ、調整に必要な時間を最小化しています。

2.部品の内製化

標準部品以外はすべて内製化していますので、品質を確保しつつ無駄なコストをかけません。
※金型部品のコーティングや熱処理は、多様なサプライヤー様の技術の中から最適なものを選択して使用します。

3.最適な設備

超高精度な最新鋭設備も持つ一方で、用途に応じて汎用的な設備も使用します。

4.工場の温湿度管理

24時間の空調管理により、温湿度環境による精度の悪化を最小化しています。

5.金型の製造原価を社内で共有

ERP(生産管理パッケージ)を用いて実際原価計算を手間を掛けずに行い金型の製造原価をすべて把握、共有し、改善活動の基準としています。

山崎工業は「超高精度な金型を製造できる環境を持つこと」はもちろん、「製品ごとに必要なスペックを十分に満たすことができる金型を、できるだけ安価に造ること」も顧客満足につながると考え、改善を続けています。